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どうも、おこんばんは。
今更ですが、「覚醒」の続きが書けました・・・・が、思いの外長くなってしまい、
まだまだ完結してないのです(^^ゞ
長らくお待たせした上に、またしても中途半端なところでぶった切ってしまって、
すみません。
出だしも終わりも中途半端な尻切れトンボ状態になってしまいましたが、
「それでもいいよ~」という寛大な皆様は、「つづきはこちら」から、ドゾ!
次第に熱を増していく躰。
額を流れ落ちる汗。
狂ったように踊りだす心臓が刻むリズムに、
身体中の血液が沸騰する。
かっと見開いた瞳孔に映し出されるその姿。
それは淡い金髪と肌理細やかで滑らかな白い素肌を青白い月の光に照らされ、
さながら月の女神アルテミスを思わせるほど繊細で端麗なフォルムを描きながらも、
野性の肉食獣の奔放さと鷹揚さでもって、この身を思うがままに翻弄する。
その姿に思わず見蕩れ、突き上げる腰の動きが緩慢になると、
腹の上から鋭い叱咤の声が飛ぶ。
まだだ・・・!まだ止めろと言った覚えはない!
ふいに激しく脈動する狭い肉の洞窟の壁に挟まれていた下半身の一部が、
キュッと心地よい強さで絞め上げられる。
くっ・・・・!
思わぬ不意打ちを喰らい、下半身を走った快感に思わず眉根をひそめる。
再び瞳を開くと、熱情と快楽に潤んだ青い瞳と視線がかち合う。
その狂気じみた欲望を宿した底知れぬ深淵を思わせる瞳に思わず身震いした次の瞬間、
唇をぺろりと舐め上げられる。
なっ・・・・?!
唇に走った湿った感触に驚くのも束の間、荒々しい接吻が飛んできた。
それはぶつかるようにガルマの唇を奪い、その瑞々しい花弁を隅々まで貪るような勢いで蹂躙する。
まるで別の生き物のように蠢く舌が唇を割って、口中を縦横無尽に貪り尽くす。
その激しさに息が詰まりそうになったそのとき、ふと舌の動きが止まり、唇がすっと離れていく。
ホッとしたのも束の間、次の瞬間、唇に鋭い痛みが走る。
っ・・・・!!
痛みが走った箇所に舌を這わせてみると、かすかに鉄さびめいた味がして、
ガルマは相手の男が唇に噛み付いたのだと気づいた。
目の前の男を見上げると、目を細め、美味そうに舌舐りしている。
そう、まるで獲物を目の前にした野獣のように。
なんだ?もう終わりか?もっと私を楽しませてくれるんじゃなかったのか。
言うなり、再び身を乗り出すと、新鮮な血を流す傷口に舌を這わせ、
思うがままに舐めまわし、吸い上げ、貪り尽くす。
まるで獲物を食する前に弄ぶ捕食動物のような態度に、思わず戦慄する。
こいつ・・・!狂ってやがる・・・・!!