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こんばんは!
今週は仕事が忙しかった上に、昨日も理事会&監査&理事勉強会でてんやわんや、
今日は今日で通訳訓練に駆けずり回ってましたSapphireでございます。
いや~~~今週は実にダイハードな一週間でございました。
来週こそはもっとのんびりできると・・・・いいな~~~v
さてさて、今回の更新ですが、2話で終わるはずだったのに、
何故か長くなったので、またしても第3部編成になります(^^ゞ
・・・・ってもはや、intermissionじゃないよソレというツッコミはさておき。
いずれにしてもR-18ですが、今回は思ったよりぬるい展開(当社比)になっております。
期待してくださった皆様、すみません(^^ゞ
後編はまだまだハードになる予定(あくまでも予定;;)ですので、お楽しみに!?w
くどいようですがこの話もシャアムっぽいですが、あくまでもアムシャですアムシャ!
何故か私が書く受けはどうしても攻めっぽくなってしまう運命にあるみたいです(^^ゞ
最後に、毎度毎度くどくて申し訳ありませんが、この物語はアホ管理人の独断と偏見に基づく勝手極まりないアホなパロディ二次創作です。
叱咤激励、愛の鞭は喜んで受けますが、誹謗中傷、苦情・クレームの類は一切受け付けませんので、あらかじめご了承下さい。
それでは、心の準備ができた(大人な)皆様へ
「つづきはこちら」からお入りください。
Intermission:据え膳喰わぬは男の恥 2
喰うか喰われるか・・・それが問題だ。
耳の奥で何かがプチンと弾ける音。
それを合図に、自分の中で何かが崩れた・・・。
と、同時に金縛りのようにまとわりつくアイスブルーの視線の呪縛から解放される。
身動きが取れるようになるや否や、目の前の美しい「獣」に飛びかかった。
そう、獣・・・。
生まれたままの姿で右も左もわからない異国の地にたった一人、瀕死の状態で放り出された素性の知れないこの青年を不憫に思うあまり、どうやら甘い顔しすぎたようだ。
一体、誰が想像できただろうか。
この「地上に降りた天使」とも言うべき俗世離れした儚げな外見の裏に、
腹を空かせ血に飢えた、男の「精」を貪る「淫獣」の顔が隠されていただなんて・・・!
彼との出会いからこれまで、たびたび胸にこみ上げた強い情動をかろうじて抑えていた理性は、脆くも崩れ去り、一万光年の彼方に吹っ飛んだ。
飛びついた勢いでバランスを崩し、そのまま二人とも毛足の長い絨毯に覆われた床に倒れ込んだ。
青年が身じろぎする間も与えず素早く体勢を入れ替えると、抵抗されないよう全体重をかけ、
しっかりと手足を押さえ込む。
拘束され、組み敷かれた身であるにも関わらず、全く動揺する素振りを見せないシャア。
それどころか、その端麗な唇の端をきゅっと吊り上げ、
人を食ったような笑みすら浮かべている。
じっと睨み返してくるその鋭いアイスブルーの瞳と勝気な態度に、
アムロの身体の奥底がかっと燃え上がる。
・・・覚悟しろ。そっちがその気なら、俺も容赦しないぞ・・・!
胸にこみ上げた激しい衝動に突き動かされるまま、叩きつけるように荒々しい接吻を落とす。
先刻、自分が放った精の青臭い匂いが鼻についたが、そんなことお構いなしにその瑞々しい薔薇色の唇を貪る。
そのまま頑なに侵入を拒もうとする唇を強引に割ると、口腔内を思うがままに蹂躙する。
その息もつかせない勢いに気圧されたせいか一瞬、青年の顔が苦しげに歪み、青い瞳が大きく見開かれる。
が、次の瞬間、その凍りつくようなアイスブルーの瞳がすっと細められるのと同時に、
彼の口腔内を犯していた自分の舌に彼の舌が絡みついた。
まるで獲物に巻きつく蛇のように、その赤い舌は侵入してきたアムロの舌を逆に嬲り尽くそうとする。
またしても彼の術中にハマりそうな危機感に、思わず彼を突き飛ばし、その身を引き剥がす。
組み敷いた青年を見下ろすと、「御馳走様」と言わんばかりに舌舐りしている。
「まな板の上の鯉」状態であるにも関わらず、その徹底的に不利な状況を楽しんでいるかのような様子に、アムロの頬がかっと熱くなる。
・・・こいつ、どう料理してやろうか・・・。
挑発的に睨みあげてくる鋭利な青い瞳。額に張り付く、
まだ乾ききってないプラチナブロンドの髪。
乱れたガウンから覗く綺麗な鎖骨と真っ白な胸、長くまっすぐ伸びた艶かしい脚。
またとない極上の「御馳走」を目の前にして考えあぐねていると、
突然アムロの携帯が鳴った。
・・・ちくしょう!これから大事なとこだってのに・・・!
鳴り止まない着信音は、窓際の椅子の上から聞こえてくる。
しかも、彼らが倒れているちょうど反対側の窓際の・・・・。
舌打ちし、アムロが立とうとしたそのとき。
一瞬の隙を付いて、白く長い脚がアムロの股間を蹴り上げた。
!!!!!!!!!!!!!
股間を走る激痛。
思いもよらない攻撃を喰らって、思わず前のめりに倒れそうになりつつも、
必死で携帯を取ろうと窓際に這うようににじり寄る。
その背後に、今は拘束を解かれた金髪の青年が飛びかかる。
そのままアムロに背後から抱きつき、耳朶に噛み付こうとするのを必死で振り払うと、
なんとか椅子まで辿り着き、携帯を取り上げた。
「アムロ?!アムロなのか?」
電話口から聞こえてきたのは、上司のブライトの声。
いつも冷静沈着で温厚な彼には珍しく、随分とうわずった声だった。
股間の痛みに耐え、執拗に迫ってくる金髪の美青年を振りほどき、
必死の思いで平静を装って応える。
「はい、俺ですが。一体どうしたんです?」
「休み中のところすまないが、会社のコンピュータがクラッシュして大変なんだ。
是非、君の力を借りたい。悪いが、これから来てくれないか?」
アムロの必死の抵抗にもめげず、執拗に彼に抱きつき、その長くしなやかな脚を
彼の腰に絡ませようとするシャアを強引に引きはがすと、
「すみませんが、こっちも今取り込み中で、手が離せないんです!
チェーンなら、なんとか出来るかもしれない。彼女をあたってみてくれますか?」
同じプロジェクトチームの頼りになる同僚で、良き友人でもあるチェーン・アギ。
真面目で仕事もでき、上司、同僚達からの信頼も厚い彼女なら大丈夫だろう。
まだ何か言いたげなブライトにそのように提案すると、強引に電話を切った。
....to be continued